本醸造 白龍

白龍をもらった時、私はまだ日本酒を、あまり好んで飲んでいない時期で、どうしようかと考えていたら、職場の上司が、いいお酒なので正月に飲んだらいいよ、とアドバイスをくれ、2ヶ月ほど自宅でねかせ、いざお正月。あけましておめでとう！で家族で飲みました。
びっくりしました。今まで飲んだことのある日本酒って一体なんだったの？って思うほどに、全然違っていて。喉にひっかからず、すーーっとのみやすく、これ日本酒？と思うほどでした。
上品で、キリッとして、いろんな人にお勧めしたくなる一品となりました！！

もう30年ほど前の話。
世はスキーブームの走り。正月休みに泊まった石内丸山スキー場のロッヂで、一升瓶で酒を頼んだ。日本酒に馴染みの少ない若い時分、仲間３人ほどで飲み始めたその酒は、一晩はおろか２時間と経たずに、あっさりと飲み干した。翌朝もすっきりと目覚めてスキー場へ。「日本酒ってこんなに旨いものだったか～」
その一升瓶のラベルには「白龍」の文字。帰宅後、地元埼玉県では、その銘柄を買う機会は得なかった・・・。
今は自宅に居ながらに、お取り寄せ。いい時代になって「ウチで旨い酒」。
もう30年ほど昔の話・・・

日本橋(東京)でおじ様3人と新年会をしたのですが、そのお店は全国のお酒の1合瓶を20数種取り揃えており、皆で飲み比べをしました。このお酒が気になり私が注文したのですが、とても飲みやすく美味しかったので皆に勧めたところ、その後は白龍だけを最後まで頼み続けました。口あたりが非常に良く、料理の邪魔をしないさらっとしたところが良いですね。

一升瓶を会社の同僚の方(新潟出身)より昨年頂きました。すごく呑みやすく、大抵一升瓶など呑み切れないのに、かみさんと二人で飲んでしまいました。新潟は色々美味しいお酒がまだまだ有るので、楽しみにして下さいと言われていて今年も楽しみです。

先日５月２８・２９日と月岡温泉方面にバス旅行で行き、コース内の「北方文化博物館」の売店で「豪農の酒」を新潟土産にでもなればという気持ちで購入しました。
静岡に帰り、翌々日たまたま、この酒を飲んだところ、まず「旨い・全然癖が無い・いくらでも飲めそう」と喉口が良く、スーッと入っていく感じが何とも言えなくて、参りました。静岡にもおいしい酒は結構ありますが、これほどのものはまず無いのではと・・・
北方文化博物館で購入した豪農の酒と同じタイプとのことで今回初めて「本醸造 白龍」の購入を決めました。

先日カタログギフトから本醸造　白龍を注文しました。早速、冷酒で戴きました。一口飲んだ瞬間、「これやー、うまい」の一言でした。傍にいた家内も驚いて、日本酒は飲まない彼女もどれどれと試飲しました。「今までのお酒と大分違うわね」とのこと。
この旨さを言葉で表現するのはちょっと難しいが、まず口のなかでキレを感じ、のどでコクを感じるというか、久し振りに旨い日本酒にありつきました。
この旨さが忘れられなくて白龍酒造のホームページを開いたら、この投書欄がありましたので感想を述べさせて戴きました。

お勧め温度はぬる燗以上でしたが常温で充分楽しめました。日々の晩酌の楽しみが増えました。

とにかくおいしっかたです。ゴールデンウィークに宿泊したホテルでの夕食事に「何かお勧めの日本酒は？」と訊ねて、薦められたのがこのお酒でした。普段はあまり飲むほうではないのですが、とにかくまろやかで飲み口が良いのでクイクイと・・・。すごく幸せな気分にしてくれました。